タイスキについて
タイスキは煮立てたスープの中に具を投入して、食卓を囲む人は各自小さな金網でもって具をすくい、甘辛いタレにつけて食べるという鍋物である。1950年代の半ばに広東あたりから伝わったというが、未詳である。いずれにせよ中華料理の系統であることは確実で、中央に煙突のような排気口のある鍋の形は、以前から中華料理の一部で火鍋として、ご馳走の魚頭スープなどに使われていたいたものと考えられる。そこに日本のすき焼きやしゃぶしゃぶのイメージが重ねあわされてシーロム通 りに出現したものであろう。
タイスキは日本人の中では圧倒的な人気を誇る料理である。特に何人かの日本人が集まると、必ずタイ料理を食べられない人がいるので、いっっそ日本料理にするか、辛くないタイスキにするかというのが手頃な選択肢だからである。具は豚肉、牛肉、鶏肉、エビ、魚の切り身、イカの切り身、各種肉のつみれ団子、エビのペーストの海苔巻き、貝、卵、春雨、キノコ、豆腐、各種野菜など、要するに何でもかかまわないのであって、全部ぶち込んだ闇鍋状のものになる。たれはその店の評価の別 れるポイントで、秘伝だといっていい。生卵を絡めて食べることもある。最後に残ったスープでおじやを作ったり、バミー(小麦の麺)を入れて煮たりするのは、特に日本人の間では必ず行われる儀式である
タイ料理に合う飲み物は、ビール、コーラ、ジュースではなく、正統な飲み物は冷えた「水」です。
世界の食文化「タイ」山田 均著(農文協発行)から引用いたしました(タイの食べ物について書かれた本ではお奨めです)
 
ご紹介しております「タイスキのたれ」は、私が一番好きなたれです。初めての方にもおすすめです。
   
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